近年、在宅ワークでWEBライターをする人が増えています。
色々な職種がある中でなぜWEBライターが注目されているのかというと、「未経験歓迎」「初心者OK」とスキルや経験がなくても参入することができ、日本語であれば誰でも書くことができるので、軽い気持ちで応募する人が多いようです。
しかしながら、「未経験歓迎」「初心者OK」の甘い文句の裏側には、安い報酬額でライターを買い叩く構造が出来上がっており、某クラウドソーシングサイトを見ると、1文字0.1円という、最低賃金を無視した価格での激安案件が山のように転がっています。
東京都の最低賃金は、1,026円です。
在宅とはいえ、結構…やばいですよね…
ですが、今でこそ文字単価10円を超える僕も、かつては0.1円の激安案件でヒーヒー言っていた時期がありました。笑
そこで、昔の僕と同じような文字単価0.1円の底辺WEBライターを救うべく、文字単価を上げるための3ステップをお伝えしようと思います。
この3ステップを順番に行うことで、文字単価0.1円から1円→2円→5円と目指すことができますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①いい案件に申し込む
②信頼と実績を積み上げる
③文字単価交渉をする
文字単価を上げたいのであれば、必ずこの3つのステップを踏んでください。では順番に解説していきます。
まず①の「いい案件」ですが、これは1文字0.5円以下の案件には決して申し込まないでください。
理由は、文字単価0.5円以下で募集している依頼主は、ライターのことを使い捨てのコマとしか思っておらず、育てる気がありません。なのであなたのライティングスキルが一向に成長せず、スキルもお金もたまらないからです。
さらに外注費の予算がないことから、安定した案件の供給がなされない可能性も高いです。僕も過去に、急な契約打ち切りがあったり、ひどい時は、期日になっても報酬が振り込まれない…なんてケースもありました。
そのような依頼主に文字単価交渉をしても、絶対に上がることはありません。時間だけが無駄になりますので、そのようなリスクを未然に防ぐ為にも、0.5円以下の案件はあえて申し込まないという勇気も必要です。
※完全未経験の場合、評価稼ぎのために受注するのはありです
0.5円以上の「いい案件」が見つかったら、次に②「信頼」と「実績」を積み上げていきましょう。
依頼主が未経験のあなたに求めるものは、ライティングスキルではなく、「信頼」出来る人間かどうかです。
というのも、未経験のあなたのライティングを一から教える為には、金銭的・時間的コストがかかるわけで、せっかく教育をしたのにバックれた…なんてことがあると、すごく困るんです。
特にネットの世界は相手の顔が見えないので、あなたが「信頼」出来る人間なのかを示すことが、とても重要なんですね。
僕が依頼主の立場になって、「この人信頼出来るなぁ…」と感じるのは、言葉使いが丁寧で、レスポンスが早い人です。
言葉には人柄が出ると言いますが、しっかり挨拶が出来るとお互い気持ちいいですし、スッキリ仕事へのモチベーションも上がります。
さらにレスポンスが早い人だと、こちらの作業もどんどん進むので、「この人にまたお願いしよう!」という気持ちになります。
そのような理由から、まだ関係性が出来上がる前の時期は、特に言葉使いを意識し、早いレスポンスを心がけてください。すると「信頼」がぐーんと溜まっていきますので、どんどん案件を任されるようになります。
そして案件が増えてから、ライティングのスキルをつけていきましょう。慣れてきたら記事構成やキーワード選定など、出来ることを増やしていってください。
記事執筆しているメディアでの貢献度が強く慣ればなるほど、「あなたなしでは運営が滞る」そんな状態を作っていくことができます。
そこで、③文字単価交渉です。
信頼と実績をためてきたのであれば、まず間違いなく交渉に乗ってもらえます。
ここでのポイントは、一方的な要求でなく、提案になっているかです。
・毎月必ず15記事納品するのを条件に
・キーワード選定や文字装飾までするのを条件に
これらは一例ですが、単に文字単価UPを要求するのではなく、相手にもメリットがあるとそれは提案になるので、交渉に応じてもらえやすいです。
そして出来ることを増やし、文字単価交渉。
さらに出来ることを増やし、文字単価交渉。
実績が増えれば、他の「いい案件」獲得にも繋がりますので、あなたの文字単価はどんどん上がっていくことでしょう。
「いい案件」は、クラウドソーシング以外にもたくさん転がっています。
法人サイト、個人サイト、SNS。
それに雑誌なんかにも募集がかかっている時があります。
中間マージンのかからない上流案件を掴むことで、一気に文字単価が1円→3円→5円と増えていきますので、あとは3ステップのループを回していくだけ。
それだけで、文字単価は確実に上がっていきます。
まとめると、
・いい案件を探す
・まずは信頼を作る
・実績を作る
・文字単価交渉
・さらにいい案件を探す
この繰り返しで、文字単価は上がるってこです。
その為にも、まずは3ステップを意識し、スキルがたまる働き方を心がけましょう。
これで1文字0.1円の底辺WEBライターから抜け出すことができますから。
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